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長崎市の外壁塗装|北側の外壁だけ緑色になるのはなぜ?コケ・カビの原因と根本対策

「家の正面はきれいなのに、北側だけ緑色になっている」

「外壁を触ると、うっすら緑色の汚れが付いている」

「高圧洗浄できれいにしても、しばらくするとまた出てくる」

長崎市で外壁の現地調査をしていると、このような住宅を見ることがあります。

特に多いのが、

北側の外壁だけにコケや藻のような緑色の汚れが目立つケースです。

「北側だから仕方ない」

と思われるかもしれませんが、実は北側という方角だけが原因ではありません。

ポイントは、

外壁が濡れたあと、どれくらい早く乾くか。

ここです。

日当たり。

風通し。

湿気。

植栽。

隣家との距離。

擁壁。

雨だれ。

外壁の凹凸。

こうした条件が重なることで、同じ住宅でも一面だけコケ・藻・カビが発生しやすくなることがあります。

今回は長崎市で外壁塗装を行っている株式会社みどり建装が、北側の外壁が緑色になる原因と、塗り替えても繰り返さないための対策を現場目線で解説します。



北側の外壁が緑色になる正体は?

まず、

「緑色=すべてカビ」

とは限りません。

外壁には、

  • コケ
  • 藻類
  • カビ
  • 汚れ
  • 雨だれ

など、さまざまなものが付着します。

見た目だけでは判断しにくいこともあります。

そのため、緑色になっているからといって、すべて同じ対処方法になるわけではありません。


コケ・藻・カビは少し違う

一般のお客様からすると、全部まとめて「コケ」と呼ばれることも多いと思います。

それでも問題ありません。

ただし塗装会社側は、

何が付着しているのか

だけでなく、

なぜその場所に発生したのか

まで考える必要があります。


なぜ「北側」だけ発生しやすいの?

大きな理由の一つが、日当たりの違いです。

南側の外壁は比較的日光を受けやすいため、雨で濡れたあと乾燥しやすい傾向があります。

一方、北側は直射日光を受けにくく、

濡れた外壁が乾くまで時間がかかりやすい

場合があります。

コケや藻などが発生しやすい環境が長く続きやすくなるわけです。


「北側だから」ではなく「乾きにくいから」

ここは今回の記事で一番覚えていただきたいポイントです。

原因を、

北側=コケ

と考えるのではなく、

北側→日が当たりにくい→乾燥しにくい→湿った状態が続きやすい

と考えると分かりやすくなります。

つまり南側でも、条件がそろえばコケや藻が発生することがあります。



長崎市では「雨と湿気」も考える

長崎市で外壁のコケ・カビ対策を考えるなら、地域の気候も無視できません。

気象庁の1991~2020年の平年値では、長崎の年間降水量は1,894.7mm。

特に6月は335.9mm、7月は292.7mmとなっています。

また、気象庁は長崎の相対湿度についても平年値を公開しています。

もちろん、

「長崎だから必ずコケが生える」

という意味ではありません。

しかし、雨の多い時期があり、さらに住宅の北側が日陰になっていれば、外壁が乾きにくい条件が重なる可能性があります。


同じ長崎市でもコケが多い家・少ない家がある

ここが重要です。

同じ長崎市。

同じ築年数。

同じような外壁材。

それでもコケが目立つ住宅と、ほとんど目立たない住宅があります。

その違いは、建物周辺の環境にもあります。


コケ・カビが発生しやすい条件

住宅環境 なぜ発生しやすい?
北側 日が当たりにくく乾燥しにくい
隣家との距離が近い 日当たり・風通しが悪くなりやすい
植栽が多い 周囲が湿りやすい場合がある
擁壁が近い 日陰・湿気が残りやすい場合がある
山・林が近い 周辺環境の影響を受けることがある
雨だれが多い 同じ場所が繰り返し濡れる
外壁に凹凸が多い 水分・汚れが残りやすい場合がある
軒が短い 外壁に雨が当たりやすい

つまり、

塗料だけの問題ではありません。


長崎市の斜面地では「擁壁側」にも注目

長崎市ならではのポイントとして、斜面地があります。

住宅の片側に高い擁壁がある。

裏側が山になっている。

隣家が一段高い場所に建っている。

こうした住宅では、特定の外壁だけ日陰になりやすい場合があります。



「北側+擁壁+狭い通路」は要チェック

例えば、

北側。

隣に擁壁。

建物との間隔が狭い。

風が抜けにくい。

という条件が重なっていたとします。

その場所だけ外壁が乾きにくくなれば、ほかの面よりコケ・藻などが目立ちやすくなる可能性があります。

こうした住宅では、

外壁塗料だけを変えても、周辺環境そのものは変わりません。

だからこそ施工方法と塗料選びを考える必要があります。


植木が外壁に近すぎないか確認する

意外と見落とされるのが植栽です。

木や植木が外壁のすぐ近くまで成長していると、

風通しが悪くなる。

日光を遮る。

枝葉が外壁に触れる。

といった状態になることがあります。


外壁に植物が触れている場合は注意

枝葉が外壁に直接触れていると、外壁表面が乾きにくくなる場合があります。

さらに、

葉。

土埃。

花粉。

その他の汚れ。

などが付着しやすくなることもあります。

外壁塗装をしても周辺環境がそのままなら、再び汚れが発生する可能性があります。



「風通し」も重要

日当たりだけではありません。

外壁が濡れても、風が通れば乾燥しやすくなります。

反対に、

住宅と住宅の間が狭い。

塀に囲まれている。

擁壁が近い。

物置などが置かれている。

植栽が密集している。

という場所では空気が動きにくくなる場合があります。


北面だけではなく「家の裏」が緑になる理由

お客様から、

「北側というより家の裏だけ緑なんです」

と言われることがあります。

これも珍しくありません。

家の裏側は、

人があまり通らない。

日が当たりにくい。

隣家との間隔が狭い。

物が置かれている。

というケースがあります。

そのため方角だけではなく、

住宅周辺の環境まで見ること

が大切です。


雨だれ部分だけ緑色になる場合

外壁全体ではなく、

窓の下。

雨樋周辺。

ベランダ下。

庇の端。

など、一部分だけ緑色になっている場合があります。

この場合は、

水の流れ

を確認します。


同じ場所が何度も濡れていないか

例えば雨樋に不具合があり、雨水が外壁へ流れている。

サッシ周辺から雨水が集中して流れている。

ベランダ排水付近から外壁へ水が回っている。

このような状態なら、

外壁を洗浄して塗り直すだけでは根本的な解決にならない可能性があります。



コケを落として塗れば終わり?

ここが外壁塗装で重要なところです。

コケや藻などが付着している外壁を、

そのまま上から塗装するわけにはいきません。

まず外壁表面をきれいにします。

基本的には、

現状確認

↓

高圧洗浄

↓

必要な下地処理

↓

十分な乾燥

↓

下塗り

↓

中塗り

↓

上塗り

という流れで施工します。


高圧洗浄は「見た目をきれいにするだけ」ではない

外壁塗装前の高圧洗浄には、

コケ。

藻。

汚れ。

粉化した旧塗膜。

など、塗装の妨げになるものを除去する目的があります。

せっかく高性能な塗料を使用しても、下地に汚れが残っていれば本来の性能を発揮しにくくなります。



コケがひどい場合は洗浄方法も考える

付着状態によっては、通常の高圧洗浄だけではなく、状態に合わせた洗浄方法を検討することがあります。

ただし、

強く洗えば洗うほど良い

わけではありません。

外壁材や既存塗膜が劣化している場合、強すぎる圧力を近距離から当てれば下地を傷める可能性があります。

住宅の状態を確認して施工することが大切です。


家庭用高圧洗浄機で自分で落としてもいい?

1階の安全に作業できる範囲なら、清掃できる場合もあります。

ただし注意が必要です。

特に、

高い脚立に乗る

2階部分を無理に洗う

屋根へ上る

といった作業はおすすめしません。

また、高圧洗浄機を外壁へ近づけすぎると、塗膜やコーキングなどを傷める可能性があります。


「コケがある=今すぐ塗装」ではありません

ここも大切です。

北側の外壁が少し緑色だからといって、

すぐ全面塗装が必要とは限りません。

外壁塗装が必要かどうかは、

  • チョーキング
  • ひび割れ
  • 塗膜剥離
  • コーキング
  • 防水性
  • 築年数
  • 前回の塗装時期
  • 外壁材の状態

などを合わせて判断します。


洗浄だけでいい住宅もある

外壁塗膜そのものには大きな問題がなく、表面的にコケや汚れが付着しているだけなら、

すぐに全面塗装をしなくてもよいケース

があります。

この判断は非常に重要です。

「コケがありますね。塗装しましょう」

だけではなく、

なぜコケが発生したのか、塗膜自体は傷んでいるのか

まで確認する必要があります。


逆に、コケの下で外壁が劣化していることも

見た目は単なる緑色の汚れでも、洗浄してみると、

塗膜が弱っている。

外壁材が傷んでいる。

細かなひび割れがある。

ということもあります。

その場合は清掃だけでなく、補修や塗装を検討します。



防カビ・防藻塗料なら二度と生えない?

「防カビ・防藻塗料を使えば、もう緑色になりませんか?」

よくある質問です。

しかし、

「二度と発生しない」とは言えません。

塗料に防カビ・防藻性能があっても、

住宅の環境。

日当たり。

風通し。

植栽。

雨水。

汚れ。

などの影響を受けます。


防カビ・防藻性能は有効。でも環境対策も必要

北面にコケ・藻などが発生しやすい住宅なら、塗料選びの際に防カビ・防藻性能を確認することは一つの方法です。

ただし同時に、

なぜ北面だけ湿った状態が続くのか

を確認してください。


「塗料だけ」で根本対策しない

例えば外壁のすぐ横に大きな植木があり、枝が壁に密着している住宅。

高性能な防藻塗料を使っても、

植木がそのままなら、

日当たり。

風通し。

湿気。

という環境は変わりません。

この場合は、

植栽の剪定なども含めて考える

方が合理的です。


低汚染性も塗料選びのポイント

外壁表面に汚れが付着しにくいことも、長期的な美観を考えるうえでは重要です。

汚れが付着しにくく、雨水などで汚れが流れやすい性質を持つ塗料もあります。

ただし、

低汚染塗料=コケが絶対生えない

ではありません。

塗料の特徴を正しく理解して選ぶことが大切です。


北側だけ違う塗料を使う?

住宅によっては、

「北側だけ防カビ性能を強くした方がいいですか?」

という考え方も出てきます。

技術的な仕様や製品の適合性を確認する必要がありますが、住宅の各面で環境が大きく違うこと自体は珍しくありません。

ただ、基本的には家全体の状態を確認し、

一部分だけを見るのではなく、住宅全体として適切な塗装仕様を考える

ことが重要です。


外壁材によっても汚れ方が違う

同じ北側でも、外壁の種類や表面形状によって汚れ方が違うことがあります。

例えば凹凸の深いサイディング。

模様のあるモルタル。

フラットな外壁。

では、水分や汚れの残り方が違います。


凹凸部分はよく確認する

凹凸の深い外壁では、

溝。

目地。

模様のくぼみ。

などに汚れが残っていることがあります。

遠くから見ると外壁全体が緑色に見えても、近くで見ると凹凸部分だけに集中しているケースもあります。


コケ・カビを放置するとどうなる?

まず問題になるのは美観です。

白・ベージュ系の外壁では、緑色や黒色の汚れが特に目立ちます。

しかし、

見た目だけの問題と決めつけないこと

も大切です。

コケや藻が出ているということは、その場所が乾きにくい環境である可能性があります。

だからこそ外壁そのものの状態も確認します。


コケ=雨漏りではありません

一方で、不安をあおる必要もありません。

外壁にコケがあるからといって、

「この家は雨漏りしています」

とは判断できません。

表面にコケ・藻などが発生しているだけの場合もあります。

雨漏りは、

室内の雨染み。

外壁のひび割れ。

コーキング。

サッシ周辺。

屋根。

防水。

など、別の情報を合わせて調査する必要があります。


北面が緑色なら確認したい7つの場所

現地調査では、外壁だけでなく周囲を見ます。

確認場所 チェックすること
外壁 コケ・藻・塗膜状態
雨樋 漏れ・詰まり
サッシ 雨だれ・シーリング
植栽 外壁への接触
擁壁 距離・湿気・日陰
隣家 日当たり・風通し
地面 水はけ・湿った状態

外壁の緑色だけを見ても、根本原因が分からないことがあります。


外装劣化診断士から一言

長崎市で外壁を診断していると、

「北側だけ汚いので、北側の塗料が悪かったのでしょうか?」

と聞かれることがあります。

でも実際には、塗料だけが原因とは限りません。

同じ塗料を家全体に塗っているのに、北側だけ緑色になっている。

そういう場合は、

「北側だけ何が違うのか?」

を見ることが大切です。

日当たりなのか。

風通しなのか。

擁壁なのか。

植栽なのか。

雨水なのか。

私たちは、コケを見つけてすぐに、

「塗り替え時期です」

とは判断しません。

まず外壁の状態を確認し、

洗浄でいいのか、補修が必要なのか、それとも塗装が必要なのか

を分けて考えます。

必要のない塗装なら、まだ塗らなくていい。

これも住宅診断では大切な判断だと考えています。


北側だけ緑色なら「塗る前」に原因を探す

外壁塗装をすれば、コケや汚れで緑色になった外壁はきれいになります。

しかし、

なぜそこだけ緑色になったのか

を考えずに塗装してしまうと、同じ環境が続くことになります。

長崎市の住宅では、

雨。

湿気。

日当たり。

斜面地。

擁壁。

隣家との距離。

植栽。

など、住宅ごとに条件が違います。

だからこそ、

「北側だから仕方ない」で終わらせないこと。

これが重要です。

次はさらに踏み込んで、

「塗装したのに数年でまたコケが出るのはなぜ?」

「コケ・カビが出にくい塗料はどう選ぶ?」

「高圧洗浄・バイオ洗浄はどう使い分ける?」

「外壁の色によって緑色の汚れは目立ちやすくなる?」

「再発をできるだけ抑えるため、塗装前後に何をするべき?」

といった、塗装後の再発防止と長崎市での塗料選びについて詳しく解説していきます。

前半では、北側の外壁が緑色になる原因は、単純に「北側だから」ではなく、

日当たり・乾燥時間・風通し・植栽・擁壁・雨水

などが重なっている可能性があるとお伝えしました。

では、外壁塗装できれいにしたら、それで解決するのでしょうか。

実は、

「数年前に塗装したのに、また北側だけ緑色になってきた」

ということもあります。

この場合、

「塗料が悪かった」

「施工不良だった」

とすぐに判断することはできません。

大切なのは、再発した原因をもう一度確認することです。



なぜ塗装したのにコケがまた出る?

外壁を塗装すると、表面は新しい塗膜になります。

しかし、塗装しても、

隣家との距離。

日当たり。

擁壁。

植栽。

風通し。

周辺の湿気。

といった住宅環境そのものは基本的に変わりません。

つまり、

塗装前にコケが発生しやすかった条件が、そのまま残っている

場合があります。


「塗れば解決」ではなく「発生しにくい環境をつくる」

例えば北側に大きな植木があり、

外壁との距離がほとんどない。

日光が入りにくい。

風も通りにくい。

という住宅。

外壁だけ新品にしても、この環境は変わりません。

そのため外壁塗装と合わせて、

植栽の剪定

外壁周辺の整理

雨水の流れの確認

などを検討することがあります。


再発する場所には共通点がある

コケや藻が再発した場合は、

「どこに出ているか」

を見てください。

例えば、

外壁全面

広範囲にうっすら緑色。

窓の下だけ

縦方向に緑色。

外壁の下部だけ

地面に近いところへ集中。

植木の裏側だけ

植物と外壁の間に集中。

擁壁側だけ

日陰になる面に集中。

この違いによって考えられる原因も変わります。


外壁下部だけ緑色になる理由

住宅全体ではなく、外壁の下の方だけ緑色になるケースがあります。

この場合は、

地面からの湿気。

雨の跳ね返り。

植栽。

水はけ。

日当たり。

なども確認します。



土の地面とコンクリートでは環境が違う

例えば北側の外壁すぐ横が土になっている住宅。

雨が降ると地面が湿り、その状態が長く続くことがあります。

一方、土間コンクリートで排水が良い住宅では条件が変わります。

もちろん、

「土だから必ずコケが出る」

という意味ではありません。

住宅周辺の環境を見る一つのポイントです。


雨樋の不具合が原因になることも

北側の一部分だけ極端に緑色になっている場合は、雨樋も確認します。

例えば、

雨樋から水が漏れている。

集水器付近から水があふれる。

雨樋が詰まっている。

接続部分から水が落ちている。

このような状態なら、雨が降るたびに同じ外壁が濡れている可能性があります。


外壁を塗る前に雨樋を直す

このケースなら、

外壁塗装だけでは根本対策になりません。

先に雨樋の不具合を確認し、必要なら補修します。

そのうえで外壁を洗浄・補修・塗装する。

原因から順番に直すことが大切です。


サッシ下の黒・緑の筋にも注目

窓の下に、

黒い筋。

緑色の筋。

が出ることがあります。

サッシ周辺には雨水や汚れが集中しやすく、雨だれとして跡が残ることがあります。

この場合も、

「カビだから塗装」

と単純には判断しません。

雨水がどこを通っているのかを確認します。



高圧洗浄とバイオ洗浄は何が違う?

コケ・藻・カビの話になると、

「バイオ洗浄の方がいいですか?」

という質問もあります。

まず、高圧洗浄は水圧を利用して外壁表面の汚れや付着物などを除去する方法です。

一方、いわゆるバイオ洗浄は、洗浄剤を使用して微生物汚染などへ対応する方法です。

実際に外壁用の植物性バイオ洗浄剤として、メーカーが「かびやバクテリアなどの微生物汚染」の除去・抑制用途を示している製品もあります。


コケがあるなら必ずバイオ洗浄?

これも違います。

汚れの程度。

外壁材。

既存塗膜。

コケ・藻などの付着状態。

周辺環境。

によって洗浄方法を判断します。

「バイオ洗浄=高圧洗浄より必ず上」

ではありません。

住宅ごとに必要性を判断することが大切です。


洗浄剤を使えば終わりではない

洗浄後には、下地を十分に乾燥させてから次工程へ進むことも重要です。

実際、外壁にも使用できるバイオ洗浄剤のメーカー仕様でも、洗浄後は下地を十分に乾燥させてから次工程へ進むよう示されています。

つまり、

洗う→すぐ塗る

ではありません。

洗浄。

乾燥。

下地確認。

下塗り。

中塗り。

上塗り。

基本工程を守ることが重要です。



防カビ・防藻塗料は本当に効果がある?

現在の外壁塗料には、メーカーが防かび・防藻性を特長としている製品があります。

例えばエスケー化研でも、防かび・防藻性に加え、低汚染性を持つ外装塗料が用意されています。

そのため、過去に北側でコケや藻が繰り返し発生している住宅では、塗料選定時に確認したい性能の一つです。


「防カビ・防藻」と書いてあれば全部同じ?

ここも注意してください。

防カビ・防藻性能があるからといって、

どの塗料でも、どの住宅でも同じ結果になる

とは限りません。

さらにメーカー自身が、塗料の期待耐用年数についても地域・立地条件・方角などによって異なると説明している製品があります。

これは非常に重要です。

同じ塗料を使っても、

南向きで風通しの良い家。

北側に擁壁がある家。

山際の家。

植栽に囲まれた家。

では環境が違います。


「防カビ塗料だから絶対生えない」は言えない

防カビ・防藻性能は、コケ・藻・カビ対策を考えるうえで有効な選択肢です。

しかし、

「この塗料なら絶対10年間コケが生えません」

という説明には注意してください。

塗料は住宅周辺の環境そのものを変えるものではないからです。


低汚染性も一緒に確認する

北側の汚れ対策では、

防カビ・防藻性+低汚染性

という視点もあります。

低汚染性とは、簡単にいえば汚れが付着しにくく、美観を維持しやすくする性能です。

メーカーによっては、低汚染性と防かび・防藻性の両方を持つ外装塗料があります。


ただし「低汚染=コケ防止」ではない

ここは混同しないようにしましょう。

低汚染性。

防カビ性。

防藻性。

それぞれ関連はありますが、まったく同じ性能ではありません。

だからこそ、

「汚れに強い塗料です」

という説明だけではなく、

「防カビ・防藻性能はありますか?」

まで確認すると分かりやすいでしょう。


透湿性も住宅によって検討する

外壁の状態によっては、塗膜の透湿性も塗料選びの一つの要素になります。

メーカーには、防かび・防藻性とともに透湿性を持たせた外装材もあります。

ただし、

湿気が多そうだから透湿塗料

と単純に決めるものではありません。

外壁材や既存塗膜、下地状態などに適合する仕様を選ぶ必要があります。


下塗りにも防カビ・防藻性を持つ製品がある

外壁塗装では、どうしても上塗り塗料に注目しがちです。

しかし製品によっては、窯業系サイディングなどに使用する下塗り材にも、防かび・防藻性を持たせたものがあります。

つまりコケ・藻対策でも、

「上塗りの商品名だけ決めればいい」

というわけではありません。


一番高い塗料ならコケも防げる?

これもよくある誤解です。

例えば高耐候なフッ素塗料や無機系塗料を選んだからといって、

住宅周辺の湿気。

植栽。

雨漏れ。

雨樋からの水。

風通し。

まで改善されるわけではありません。


高耐久と防カビ・防藻は分けて考える

塗料を比較するときは、

「何年持つか」

だけを見るのではなく、

その住宅が抱えている問題に必要な性能があるか

を見ることが大切です。

北側のコケが悩みなら、

耐候性だけではなく、

防カビ・防藻性。

低汚染性。

外壁材との相性。

下塗りとの組み合わせ。

まで確認します。


北側だけ塗料を変えた方がいい?

住宅の状況によって検討する余地はありますが、基本的にはメーカー仕様や塗装システムとの適合を確認して判断します。

むやみに、

南側はこの塗料。

北側だけ別メーカー。

というように変えればいいわけではありません。

まずは、

家全体に適した塗装仕様を決め、その中で北側の環境にどう対応するか

を考えます。


外壁の「色」でコケは防げる?

外壁色についても、

「緑色が目立たない色にした方がいいですか?」

と聞かれることがあります。

確かに色によって、汚れの見え方は変わります。

しかし、

見えにくくなることと、発生しにくくなることは別です。


白い外壁はコケが目立ちやすい?

白や明るい色では、緑色や黒っぽい汚れとの色差が大きいため、目につきやすいことがあります。

逆に中間色では目立ち方が変わる場合があります。

しかし、

「汚れが目立たない色だから放置していい」

わけではありません。

色選びは美観対策。

コケ対策は発生原因への対策。

分けて考えましょう。



コケを目立たなくするためだけに濃色を選ばない

濃い色にも、

色あせの見え方。

熱の吸収。

住宅全体とのバランス。

など別の検討事項があります。

そのため、

「北側にコケが出るから濃い色にする」

だけで外壁色を決めることはおすすめしません。


塗装後にできるコケ・カビ対策

塗装したら終わりではありません。

北側にコケが出やすい住宅では、施工後も周辺環境を確認しましょう。

① 植栽を外壁に密着させない

枝葉が外壁へ触れ続けないよう、必要に応じて剪定します。

② 外壁周辺に物を置きすぎない

風通しを妨げる可能性があります。

③ 雨樋を確認する

水漏れや詰まりがないか確認します。

④ 地面の水はけを見る

いつも同じ場所が湿っていないか確認します。

⑤ 緑色を見つけたら早めに相談する

広範囲になる前に状態を確認します。


「また緑になってきた」時点で全面塗装は不要

例えば塗装して数年後、

北側の一部分だけうっすら緑色になった。

この時点で、

「もう一度全面塗装しましょう」

とは通常すぐに判断しません。

まず、

塗膜自体は健全なのか。

表面汚れだけなのか。

雨樋などに問題がないか。

を確認します。


清掃で済むなら塗装しない

塗膜に問題がなく、表面的な付着だけなら、状態によっては清掃・メンテナンスで対応できる場合があります。

みどり建装では、

塗らなくていい外壁まで塗る必要はない

と考えています。


こんな場合は塗装時期も検討

一方でコケ・藻だけではなく、

チョーキング。

ひび割れ。

塗膜剥離。

コーキング劣化。

外壁材の吸水。

など複数の劣化症状が出ていれば、塗り替えを検討する時期かもしれません。


「コケ」と「外壁の防水性低下」は同じではない

ここは不安をあおらないためにも重要です。

コケが発生しているだけで、

「外壁の防水機能が完全になくなっています」

とは判断できません。

ただし、塗膜が劣化して水を吸いやすくなっている場合に、汚れやコケなどが目立っていることもあります。

だから現地調査では、コケだけでなく塗膜や外壁材の状態も確認します。


長崎市で北面のコケを調査するときの順番

みどり建装では、単純に、

「コケがありますね」

で終わらせないことを大切にしています。

STEP1 どこに発生しているか

北面全体なのか、一部分なのか。

STEP2 なぜ乾きにくいのか

日当たり・擁壁・隣家・植栽などを確認。

STEP3 水が集中していないか

雨樋・サッシ・ベランダなどを確認。

STEP4 外壁自体は傷んでいるか

チョーキング・ひび割れ・塗膜などを確認。

STEP5 清掃か塗装か判断

必要な工事だけを考えます。


見積書で確認したい「コケ・カビ対策」

外壁塗装をすることになった場合は、見積書でも確認してください。

項目 確認したいこと
高圧洗浄 北面まで十分に洗浄するか
洗浄方法 汚染状態に合っているか
下地処理 劣化部分を補修するか
乾燥 洗浄後の工程管理
下塗り 外壁材・既存塗膜に適合するか
上塗り 防カビ・防藻性能
低汚染性 汚れ対策としてどうか
周辺環境 植栽・雨樋等も確認したか

「バイオ洗浄無料!」だけで業者を選ばない

バイオ洗浄をサービスとして強く打ち出す会社もあります。

洗浄方法は大切です。

しかし、

バイオ洗浄をする会社=良い塗装会社

と単純には判断できません。

大切なのは、

「なぜこの家にはその洗浄が必要なのか?」

を説明できることです。


業者選びで聞きたい5つの質問

北側のコケで悩んでいるなら、現地調査時に聞いてみてください。

① なぜ北側だけ緑色なんですか?

② 高圧洗浄だけで大丈夫ですか?

③ 塗装は本当に必要ですか?

④ どんな防カビ・防藻性能の塗料がありますか?

⑤ 塗装後の再発を減らすには何をしたらいいですか?

単に、

「この塗料なら大丈夫ですよ」

ではなく、住宅環境まで含めて説明してくれるかがポイントです。


よくある質問

Q1.北側の外壁が緑色ですが、すぐ塗装した方がいいですか?

コケ・藻などの付着だけなら、すぐ全面塗装が必要とは限りません。塗膜や外壁材の状態も確認して判断します。

Q2.高圧洗浄だけでコケは落ちますか?

付着状態によります。高圧洗浄で対応できる場合もあれば、汚染状態に合わせた洗浄方法を検討する場合もあります。

Q3.バイオ洗浄は必ず必要ですか?

必ずではありません。実際に外壁用のバイオ洗浄剤はありますが、外壁材や汚染状態に合わせて必要性を判断します。

Q4.防カビ塗料ならコケは二度と生えませんか?

そうとは言い切れません。防かび・防藻性能を持つ塗料はありますが、日当たり・風通し・植栽など住宅環境の影響も受けます。

Q5.北側だけ別の塗料にできますか?

仕様によっては検討できますが、外壁材・既存塗膜・メーカー仕様などを確認したうえで判断します。

Q6.コケがあると雨漏りしていますか?

コケがあるだけでは雨漏りとは判断できません。雨漏りは屋根・外壁・サッシ・コーキングなどを含めて原因を調べる必要があります。

Q7.外壁の緑色を自分で洗っても大丈夫ですか?

安全に手が届く範囲なら状態に応じて清掃できる場合があります。ただし高所作業や強すぎる高圧洗浄は避けてください。

Q8.濃い色ならコケは目立ちませんか?

見え方は変わる可能性がありますが、発生そのものを防ぐ方法ではありません。

Q9.北側に擁壁があります。コケと関係しますか?

日当たりや風通しなどに影響して外壁が乾きにくくなる場合があります。実際の住宅環境を確認する必要があります。

Q10.塗装して数年でコケが出たら施工不良ですか?

それだけでは施工不良とは判断できません。塗膜状態・施工仕様・周辺環境・水の流れなどを確認して原因を調べます。


外装劣化診断士から一言

北側の外壁が緑色になっている住宅を見ると、

「防カビ塗料を塗れば解決します」

と言いたくなるかもしれません。

でも、私たちはその前に、

なぜ北側だけなのか?

を考えます。

隣に高い擁壁がある。

植木が外壁に当たっている。

雨樋から水が漏れている。

隣家が近くて風が通らない。

こうした原因があれば、塗料だけ変えても住宅環境はそのままです。

もちろん防かび・防藻性能を持つ外壁塗料は実際にあります。

しかし、

良い塗料を使うことと、原因を直すことは別です。

だからこそ、

「何を塗るか」

だけではなく、

「なぜ汚れたのか」から考える。

これが北側のコケ・カビ対策では大切です。


北側だけ緑色になる家には「理由」があります

長崎市で、

「毎回北側だけコケが出る」

「洗ってもまた緑になる」

とお悩みなら、まず外壁だけを見ないでください。

日当たり。

風通し。

擁壁。

植栽。

雨樋。

サッシ。

地面の水はけ。

そして外壁自体の劣化。

これらを一つずつ確認すると、なぜその場所だけ緑色になるのかが見えてくることがあります。

株式会社みどり建装では、コケがあるからすぐ塗装をおすすめするのではなく、

洗浄でいいのか。

部分的な対策でいいのか。

塗り替えが必要なのか。

を住宅の状態から判断することを大切にしています。

北側の外壁だけ緑色になっているからといって、慌てて全面塗装する必要はありません。

一方で、コケのほかにチョーキングやひび割れ、コーキング劣化などが出ているなら、外壁全体を点検する良いタイミングです。

「北側だけだから仕方ない」で終わらせず、なぜそこだけ乾きにくいのかを調べる。

それが、コケ・カビを繰り返しにくい外壁づくりの第一歩です。

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みどり建装は長崎の気候や適切な塗料を知り尽くしています。
初めての方や詳しくない方でも大歓迎です。
ぜひお気軽にご相談できる塗装工事会社としてご利用ください。

その他の地域にお住まいの方も、まずはお気軽にご相談ください。

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みどり建装は、過度の訪問や電話勧誘をすることもありません。一度お見積もりを依頼してしまうと、強引に工事まで持っていかれるのではないかと不安な方もいるとは思いますが、そうしたことも当社ではしていませんので、ご安心ください。