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長崎市の斜面地で外壁塗装はできる?車が家まで入らない…階段運搬・足場費用を職人が解説

車が家まで入らない…長崎市の斜面地で外壁塗装はできる?階段運搬・足場費用を職人が解説

長崎市で外壁塗装の現地調査に伺っていると、他の地域とは少し違った条件の住宅があります。

それが、斜面地や階段の途中に建っている住宅です。

「家の前まで車が入らない」

「道路から玄関まで階段が何十段もある」

「足場の材料はどうやって運ぶの?」

「普通の家より足場代が高くなる?」

「そもそも、こんな場所でも外壁塗装できる?」

こうした疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

長崎市は坂や斜面地に住宅が多く、平地の住宅と同じ条件で外壁塗装ができるとは限りません。

しかし、車が家の前まで入らないからといって、外壁塗装ができないわけではありません。

重要なのは、その住宅に合わせて、

「どうやって足場材や塗料を運ぶか」

「どこから足場を組むか」

「安全に作業できるか」

を現地で確認することです。

今回は、長崎市で外壁塗装を行っている株式会社みどり建装が、斜面地や車が入らない住宅の外壁塗装について、実際の現場目線で分かりやすく解説します。



長崎市では珍しくない「車が入らない家」

長崎市で暮らしている方にとって、坂や階段のある住宅街はそれほど珍しくないと思います。

道路から家まで階段を上がる住宅。

細い路地の奥にある住宅。

軽自動車でも入れない住宅。

住宅の裏側が急な斜面になっている住宅。

こうした立地は、外壁塗装を行ううえで平地とは違った準備が必要になります。

平地の住宅との大きな違いは「搬入」

一般的な住宅なら、足場業者のトラックを建物の近くに停めて、そこから足場材を運びます。

塗装工事が始まれば、

  • 塗料
  • 養生材
  • 高圧洗浄機
  • ホース
  • 工具
  • コーキング材

なども車から現場へ運びます。

ところが斜面地では、トラックを建物の前まで付けられないことがあります。

そこで必要になるのが、人の手による階段運搬です。


斜面地の外壁塗装で一番大変なのは「足場材の運搬」

外壁塗装そのものは、足場を安全に設置できれば基本的な施工方法が大きく変わるわけではありません。

大きく変わるのは、工事を始めるまでの準備です。

その代表が足場です。

一般的な戸建住宅でも、足場には多くの部材を使用します。

支柱。

踏板。

手すり。

筋交い。

ジャッキ。

メッシュシート。

その他の部材。

これらを一つずつ建物まで運ばなければなりません。


トラックから家まで階段なら、人力で運ぶことも

例えば、

道路 → 階段 → 住宅

という立地だったとします。

トラックを道路に停められても、そこから住宅までは足場材を人力で運ぶ必要があります。

しかも足場は、1本2本運べば終わるものではありません。

かなりの数の部材を、

道路から住宅まで何往復もして搬入する

ことになります。

そして工事が終われば、今度は同じルートを使ってすべて搬出します。

つまり、

組立前の搬入+解体後の搬出

の両方が必要です。



なぜ斜面地では足場費用が高くなることがある?

「普通の住宅より足場代が高くなりますか?」

これは斜面地のお客様から聞かれることがある質問です。

結論としては、現場条件によって高くなる可能性があります。

ただし、

「斜面地だから一律○万円追加」

という単純なものではありません。

住宅ごとに条件が違うからです。


足場費用に影響する主な条件

現場条件 費用に影響する理由
車両が横付けできる 搬入・搬出しやすい
家まで数m 比較的運搬しやすい
長い階段がある 人力運搬が増える
急な階段 搬入に時間と人手が必要
路地が狭い 長い部材を運びにくい
高低差が大きい 足場計画が複雑になる
敷地が狭い 足場の組み方に工夫が必要
隣家との距離が近い 作業・搬入経路の確認が必要

つまり足場代は、単純に、

「足場○㎡×単価」

だけでは決まらない場合があります。


「階段が何段あるか」も重要

斜面地では、道路から住宅までの距離だけでは判断できません。

例えば同じ30mでも、

平坦な30m。

緩やかな坂道の30m。

階段50段の30m。

では搬入の負担が違います。

さらに、

階段の幅。

途中に曲がり角があるか。

頭上に障害物がないか。

足場材を置けるスペースがあるか。

なども確認します。


階段の途中で方向転換できるか

足場材には長さがあります。

そのため、人が普通に通れる階段でも、

「足場材を持って通れるか」

は別問題です。

例えば階段途中に直角の曲がり角があり、両側が塀になっている場合。

長い足場材を方向転換できない可能性があります。

このような部分まで現地調査で確認します。



斜面地だから「足場代○万円」とは言えない理由

インターネットで、

「戸建ての足場相場は○万円」

といった情報を見たことがある方もいると思います。

もちろん参考にはなります。

しかし、長崎市の斜面地住宅では、一般的な相場だけで判断するのは難しい場合があります。

例えば同じ30坪程度の住宅でも、

A邸

道路沿い。

トラック横付け可能。

敷地に余裕あり。

B邸

道路から階段60段。

車両進入不可。

隣家との間隔が狭い。

住宅裏側に高低差あり。

この2軒では、建物の大きさが同じでも足場条件はまったく違います。

だからこそ、みどり建装では斜面地の外壁塗装について、実際の現場を確認せず足場費用を決めつけることはおすすめしていません。


足場代が上がる理由は「斜面地料金」だけではありません

ここは見積書を見るときにも重要です。

斜面地で費用が増える場合、

単に、

「坂だから高い」

というわけではありません。

実際には、

運搬に必要な人数

搬入・搬出にかかる時間

足場の組み方

高低差

車両の駐車条件

などが関係しています。

見積書に追加費用がある場合は、

「なぜこの費用が必要なんですか?」

と聞いてみてください。

きちんと現地を確認している会社なら、理由を説明できるはずです。


斜面地の足場は「地面の高さ」が揃っていない

斜面地の外壁塗装でもう一つ重要なのが、高低差です。

平地なら、建物周囲の地盤高さが比較的揃っていることがあります。

しかし斜面地では、

道路側は2階程度の高さ。

反対側は3階以上に感じる高さ。

という住宅もあります。

長崎市ではこうした住宅も珍しくありません。



同じ2階建てでも足場の高さが違うことがある

例えば道路側から見ると普通の2階建て住宅でも、斜面側から見ると基礎部分が高くなっている場合があります。

すると外壁面積だけではなく、

足場そのものの高さ

も変わります。

建物図面だけを見ても分からない部分です。

だからこそ斜面地では、現地調査が非常に重要になります。


家の裏側だけ急斜面の場合もある

長崎市では、

「玄関側は普通だけど、裏へ回ると急斜面」

という住宅もあります。

このような場合、

正面と側面は通常の足場。

裏側だけ高低差に合わせた足場。

というように、場所によって条件が変わります。


「家の前に車が付くから大丈夫」とは限らない

玄関前まで車が入れる住宅でも、

建物裏側へ足場材を運ぶ通路がない。

隣家との隙間が狭い。

擁壁がある。

という場合があります。

そのため、斜面地の足場では、

住宅の周囲を一周して確認すること

が大切です。


狭い場所でも足場は組める?

「隣の家との間が狭いのですが、足場は組めますか?」

これも長崎市ではよくある条件です。

足場を設置できるかどうかは、実際の幅や障害物などを確認して判断します。

狭いから即「施工不可」というわけではありません。

ただし、

室外機。

給湯器。

配管。

フェンス。

カーポート。

庇。

物置。

植木。

などが足場設置に影響する場合があります。



隣の敷地を使わないと足場が組めない場合は?

敷地いっぱいに住宅が建っている場合、自分の敷地内だけでは必要な足場を設置できないことがあります。

このような場合は、隣地との関係も確認する必要があります。

勝手に隣の敷地へ足場を出すことはできません。

工事前に状況を確認し、必要であれば隣家との調整を行います。

特に住宅が密集している場所では、

足場を組めるかだけではなく、近隣への配慮まで含めた計画

が必要です。


道路にトラックを長時間停められるかも重要

斜面地の住宅では、

「家まで車は入らないけれど、下の道路にはトラックを停められる」

というケースがあります。

しかし、その道路が狭ければ、

トラックを停めたことで他の車が通れなくなる可能性があります。

そのため、

  • 道路幅
  • 交通量
  • バスなどの通行
  • 近隣住民の出入り
  • 搬入に必要な時間

なども考える必要があります。

現場によっては道路使用などの確認・手続きが必要になる場合もあります。


足場だけではない!塗装工事中も毎日運搬があります

斜面地で大変なのは、足場設置の日だけではありません。

外壁塗装が始まると、職人も毎日現場へ入ります。

そして、

塗料。

工具。

養生材。

コーキング材。

補修材。

などを運びます。


塗料も人力で運ぶ場合があります

家まで車が入らなければ、塗料も道路から住宅まで運びます。

外壁塗装では、下塗り材・中塗り・上塗りだけでなく、付帯部用塗料や錆止めなど複数の材料を使うことがあります。

階段が長い住宅では、こうした材料運搬も施工計画に含めて考える必要があります。



高圧洗浄はどうするの?

「車が家まで入らないなら、高圧洗浄はできるの?」

と思われる方もいるでしょう。

高圧洗浄機を設置できる場所や給水方法、ホースの取り回しなどを確認したうえで施工します。

ただし、階段や通路をホースが横切る場合は注意が必要です。

お客様や近隣の方がつまずかないよう、安全面にも配慮します。


斜面地では職人の「行き帰り」も工事の一部

これは見積書には見えにくい部分です。

例えば道路から住宅まで100段近い階段がある現場。

朝、職人が上がる。

道具を運ぶ。

材料を運ぶ。

必要なものがあれば再び取りに行く。

作業終了後に片付ける。

これを工事期間中繰り返します。

だからこそ、斜面地では事前に、

「何をいつ運ぶか」

まで考えておくことが、スムーズな工事につながります。


斜面地の外壁塗装で現地調査するポイント

みどり建装が斜面地の住宅を見る場合、外壁の劣化だけを確認するわけではありません。

工事ができる環境かどうかも重要です。

確認場所 主なチェック内容
建物 外壁・屋根の状態
道路 車両が進入できるか
駐車場所 足場トラックを停められるか
階段 段数・幅・勾配
通路 足場材が通るか
敷地 足場設置スペース
建物裏 高低差・斜面
隣地 足場が越境しないか
電線 足場との距離
設備 室外機・給湯器など
近隣 搬入・作業への影響

外壁だけ見て見積もりを出せないのが、斜面地の外壁塗装です。


Googleマップだけでは正確な見積もりは難しい

最近は地図や航空写真で住宅周辺をある程度確認できます。

概算を考えるうえでは便利です。

しかし斜面地の場合、

階段の幅。

途中の曲がり角。

実際の高低差。

住宅裏側。

足場材の置き場所。

細かな障害物。

までは分からないことがあります。

そのため、最終的には現地を歩いて確認することが重要です。


斜面地だから外壁塗装を諦める必要はありません

「うちは車も入らないし、塗装屋さんに断られるかも」

と思われている方もいらっしゃるかもしれません。

確かに、平地の住宅より施工条件が厳しいケースはあります。

しかし、

車が入らない=外壁塗装できない

ではありません。

階段運搬ができるのか。

安全な足場を計画できるのか。

材料を搬入できるのか。

近隣への影響を抑えられるのか。

一つずつ確認していけば、施工できる住宅はあります。


外装劣化診断士から一言

長崎市の斜面地で外壁塗装をするとき、私たちが最初に見るのは外壁だけではありません。

「この家まで、どうやって足場材を持ってくるか」

というところから現地調査は始まっています。

道路から玄関まで階段が何段あるのか。

足場材を持った状態で曲がれるのか。

トラックをどこに停められるのか。

裏側にどれくらい高低差があるのか。

こうした部分まで確認しないと、実際の工事費用は分かりません。

逆に言えば、「斜面地だから高いですよ」と現場も見ずに決めつけるのも違うと考えています。

同じ長崎市の斜面地でも、住宅によって条件はかなり違います。

だからこそ実際に現場を見て、必要になる費用と、その理由まできちんと説明することが大切です。


斜面地の見積もりは「総額」だけで比較しない

例えば2社から見積もりを取り、

A社:120万円

B社:135万円

だったとします。

15万円だけを見るとA社の方が安く感じます。

しかし斜面地の場合は、

階段運搬費が含まれているか

特殊な足場条件を見込んでいるか

道路から住宅までの搬入を考えているか

まで確認する必要があります。

安い見積もりを選んだあとで、

「現場を見たら追加の運搬費が必要でした」

となれば、最初の比較とは変わってしまいます。

だからこそ契約前に、

「この金額に斜面地で必要な費用はどこまで含まれていますか?」

と確認しておくことをおすすめします。


斜面地の外壁塗装で本当に気になるのは「いくら高くなるのか」

ここまで、長崎市の斜面地ではなぜ通常の住宅より搬入や足場設置に手間がかかるのかを解説しました。

では実際、

「階段が50段ならいくら追加?」

「100段あったら?」

「足場代以外にも追加費用はある?」

「少しでも費用を抑える方法は?」

という部分が一番気になるところだと思います。

ただし斜面地では、階段の段数だけで追加費用を決めることはできません。

次は、斜面地の外壁塗装で費用が変わる具体的なポイント、階段運搬費・足場費用の見方、見積書で確認する項目、追加費用を防ぐ方法、斜面地だからこそ注意したい業者選びまで、さらに詳しく解説します。

そこで次に気になるのが、

「普通の家より、結局いくら高くなるの?」

という部分だと思います。

例えば、

「道路から家まで階段が50段ある」

「100段近く上らないと家に着かない」

「軽トラックも入れない」

「家の裏側が崖のようになっている」

こうした住宅では、一般的な平地の住宅と同じ足場費用にならないことがあります。

ただし、

階段50段だから+5万円

100段だから+10万円

というように、段数だけで決められるものではありません。

斜面地の外壁塗装では、距離・高低差・階段幅・搬入経路・駐車場所・足場形状・必要な人数などを総合的に見て判断します。



斜面地の追加費用は何で決まる?

まず知っておいていただきたいのが、

「斜面地だから追加料金」ではない

ということです。

費用が増えるのには、それぞれ理由があります。

大きく分けると、次のような条件が関係します。

費用に影響する条件 確認するポイント
階段 段数・勾配・幅
運搬距離 道路から住宅まで何mあるか
車両 どこまで入れるか
駐車 トラックを停められるか
搬入経路 曲がり角・門・塀など
高低差 建物周囲の地盤高さ
足場 通常形状で組めるか
人員 運搬に何人必要か
近隣環境 道路・隣地への影響
資材置場 足場材・塗料を置けるか

つまり、同じ「階段50段」でも住宅によって費用は変わります。


① 階段の段数だけでは決まらない

例えば、どちらも道路から住宅まで50段だったとします。

A邸

階段幅が広い。

ほぼ直線。

道路にトラックを停められる。

家の前に資材置場がある。

B邸

階段幅が狭い。

途中に何度も曲がり角がある。

トラックを近くに停められない。

家の周囲にも資材置場がない。

同じ50段でも、B邸の方が搬入に時間がかかる可能性があります。

そのため、

「何段あるか」+「どういう階段なのか」

を見る必要があります。


② 道路から家までの距離も重要

階段が少なくても、道路から住宅まで距離があるケースがあります。

例えば、

道路から細い路地を50m。

そこから階段。

さらに住宅裏側まで運搬。

という現場です。

足場材は一度運べば終わりではありません。

かなりの量を往復して運ぶため、数十mの違いでも全体では大きな移動量になります。



③ トラックをどこに停められるか

斜面地では、これがかなり重要です。

住宅まで車が入れなくても、

階段のすぐ下にトラックを停められる

のであれば、搬入距離を短くできます。

反対に、

住宅まで車が入らない。

階段下にも停められない。

少し離れた場所に車を置く必要がある。

となれば、

車→階段入口→住宅

までの運搬が必要になります。


④ 足場材を一時的に置ける場所があるか

足場材をトラックから降ろして、そのまますぐ組めるとは限りません。

現場によっては、一度安全な場所へ仮置きすることがあります。

ところが斜面地では、

「そもそも平らな場所がほとんどない」

という住宅もあります。

資材置場が確保できなければ、搬入方法や足場を組む順番まで考える必要があります。


⑤ 建物裏側の高低差

斜面地の見積もりで特に注意したいところです。

道路側から住宅を見ただけでは、

裏側の高さが分からない

ことがあります。

道路側では普通の2階建て。

ところが裏側へ回ると、基礎や擁壁によってかなりの高さがある。

このような住宅では、足場の組み方や必要な部材が変わることがあります。



⑥ 狭い場所に足場を組む場合

住宅密集地では、

「隣の家まで人一人が通れる程度しかない」

というケースもあります。

その場合、

通常の方法で足場を設置できるのか。

室外機をどうするのか。

給湯器は使用できるのか。

庇や雨樋に干渉しないか。

などを確認します。

狭い=必ず高くなる

ではありませんが、通常より施工計画が複雑になる可能性があります。


「足場代」と「階段運搬費」は同じもの?

見積書の書き方は施工会社によって違います。

例えば、

仮設足場工事

の中に運搬費まで含める会社もあれば、

小運搬費

人力運搬費

資材運搬費

などとして分ける会社もあります。

そのため、相見積もりを取った場合は項目名だけで比較しないようにしましょう。


例えばこんな見積もり

A社

仮設足場工事 250,000円

B社

仮設足場工事 210,000円
階段運搬費 50,000円

この場合、

A社=25万円。

B社=26万円。

です。

「B社は足場21万円だから安い」

とはなりません。

足場設置に必要な総額で比較することが重要です。

※金額は比較方法を説明するための例です。


「小運搬費」って何?

斜面地の見積書で出てくる可能性があるのが、

小運搬

という言葉です。

簡単に言えば、トラックなどで現場のすぐそばまで直接搬入できない資材を、そこから人力などで施工場所まで運ぶ作業です。

長崎市の斜面地なら、

道路にトラックを停める。

↓

足場材を降ろす。

↓

階段を上る。

↓

住宅まで運ぶ。

という作業が該当することがあります。


なぜ運搬費が必要なの?

お客様からすると、

「足場を組む料金を払っているのに、なぜ運搬費まで必要なの?」

と思われるかもしれません。

しかし、平地の住宅と比較すると分かりやすくなります。

平地

トラック
↓
住宅横
↓
足場組立

斜面地

トラック
↓
道路
↓
細い路地
↓
階段
↓
住宅
↓
足場組立

この途中に発生する作業量が違います。

さらに工事終了後は、

逆のルートですべて搬出します。


足場材だけでなく塗料・道具も運ぶ

外壁塗装で運ぶのは足場だけではありません。

例えば、

  • 下塗り材
  • 中塗り・上塗り材
  • 錆止め
  • コーキング材
  • 養生材
  • 高圧洗浄機
  • ホース
  • 工具

などがあります。

さらに屋根塗装を同時に行えば、屋根用塗料なども必要です。

斜面地では、工事期間を通して運搬が発生することを考えておく必要があります。



階段が長いほど工期も長くなる?

必ずしも、

「斜面地だから工期が○日増える」

とは言えません。

外壁塗装そのものの工程は、

高圧洗浄。

下地補修。

コーキング。

養生。

下塗り。

中塗り。

上塗り。

付帯部塗装。

という基本的な流れがあります。

ただし、搬入・搬出に通常より時間が必要だったり、資材の移動に制約があったりすれば、施工計画に影響する可能性があります。


「斜面地だから工程を省く」は絶対に違う

これは非常に重要です。

搬入が大変だからといって、

高圧洗浄を簡単にする。

下地処理を減らす。

下塗りを省く。

塗布量を減らす。

ということはあってはいけません。

斜面地で変わるのは、現場へ到達するまでの条件や足場計画です。

外壁塗装そのものは、平地と同じように必要な工程をきちんと行う必要があります。


足場代を安くするために「足場なし」はおすすめしません

「足場が高いなら、ハシゴで塗れませんか?」

と思われる方もいるかもしれません。

しかし2階建て住宅などの外壁塗装では、安全性と施工品質を確保するためにも適切な足場が重要です。

特に斜面地では高低差があるため、無理な方法で費用だけを下げるべきではありません。


斜面地で費用を抑えるなら「まとめて工事」も検討

足場設置と階段運搬に費用がかかる住宅ほど、

足場を何度も組むことを避ける

という考え方もあります。

例えば今回、

外壁塗装だけ行う。

3年後に屋根塗装。

さらに数年後に雨樋補修。

となれば、工事内容によっては再び足場が必要になることがあります。


外壁と屋根を一緒に確認する

外壁塗装のタイミングで、

屋根。

雨樋。

破風。

軒天。

コーキング。

ベランダ。

なども点検しておくことをおすすめします。

ただし、

「足場を組むから全部工事しましょう」

という意味ではありません。

まだ工事が必要ない部分まで交換・塗装すれば、それこそ無駄な費用になります。

大切なのは、

足場がある今やるべきもの

と、

まだやらなくていいもの

を分けることです。


屋根が塗装できない状態ならどうする?

外壁塗装と一緒に屋根を確認した結果、

屋根材の劣化がかなり進んでいる。

塗装しても長持ちしにくい。

という場合があります。

その場合は、

屋根カバー工法や葺き替え

を検討した方が良いケースもあります。

特に斜面地では、将来もう一度大掛かりな足場や搬入が必要になる可能性まで考えて、長期的な修繕計画を立てることが重要です。


だからといって高額工事をまとめる必要はない

ここも大切です。

「斜面地は足場が大変だから、今全部やりましょう」

と言われたら、一度内容を確認してください。

例えば、

屋根はまだ十分使える。

雨樋も問題ない。

ベランダ防水も良好。

なら、無理に工事する必要はありません。

みどり建装では、

必要な工事だけを行う

ことを基本にしています。


斜面地の相見積もりで確認したい8項目

斜面地で2~3社から見積もりを取る場合は、総額だけではなく次を比較してみてください。

比較項目 確認すること
足場 面積・範囲
運搬 階段運搬を含むか
追加費用 後から発生する可能性
高低差 裏側まで確認しているか
搬入経路 実際に歩いて確認したか
道路 車両・駐車条件を確認したか
隣地 越境等の問題はないか
工事内容 平地と同じ施工品質か

特に聞いていただきたいのが、

「この見積金額に、階段運搬や斜面地で必要になる費用はすべて入っていますか?」

という質問です。


現地調査が短すぎる業者には注意

斜面地住宅なのに、

外壁だけ見て終わり。

住宅裏側を見ない。

階段を確認しない。

車両をどこへ停めるか確認しない。

それで見積もりを出す場合は、少し注意した方がいいでしょう。

斜面地では建物だけでなく、現場へどう入るかまで含めて工事だからです。


写真だけの見積もりでは分からないことが多い

住宅写真や図面があれば、大きさなどをある程度把握できる場合があります。

しかし、

「階段途中で足場材が曲がれるか」

「家の裏に何mの高低差があるか」

「トラックを停めたら他の車が通れるか」

までは写真だけでは判断できないことがあります。

長崎市が公式に、階段や狭さによって車が通れない斜面住宅地への対策を進めていることからも、こうした条件が長崎の住宅事情の一部であることが分かります。



「うちは斜面地だから高い」と諦めないでください

ここまで読むと、

「やっぱり斜面地は高くなるのか……」

と思われるかもしれません。

しかし、すべての斜面地住宅で大幅に費用が上がるわけではありません。

例えば、

階段はあるけれど距離が短い。

トラックをすぐ近くに停められる。

搬入経路が広い。

敷地内に資材を置ける。

足場そのものは通常通り組める。

という住宅なら、条件はかなり変わります。

だからこそ、ネット上の相場だけで、

「うちは斜面地だから外壁塗装はすごく高い」

と決めつける必要はありません。


長崎市だからこそ「斜面地の現場経験」を確認する

長崎市は平坦地が少なく、斜面にも市街地が形成されてきた地域です。市の資料では、車社会が本格化する以前に細い道沿いへ住宅が広がった結果、現在も車が入れない市街地があることが説明されています。

そのため長崎市で施工会社を選ぶなら、

塗装の経験だけでなく、斜面地で工事した経験があるか

も一つの判断材料になります。


斜面地に慣れた業者なら何が違う?

例えば現地調査の段階から、

「トラックはここまでですね」

「ここから人力運搬になります」

「この角は長い足場材が通りにくそうです」

「裏側は高さがあるので確認しましょう」

「ここは近隣の方の通路なので塞がないようにしましょう」

といったところまで確認します。

これは見積書の数字だけでは見えない部分です。


近隣への配慮も通常以上に重要

斜面地では、階段や細い通路が近隣住民との共用動線になっていることがあります。

そこを足場材を持った職人が何度も通ります。

そのため、

搬入時間。

通行方法。

資材の仮置き。

足場組立・解体。

高圧洗浄。

などについて、近隣への配慮が重要です。



斜面地の工事こそ近隣挨拶をしっかり行う

工事前には、

「○日から足場を組みます」

「この時間帯に搬入します」

「階段を通らせていただきます」

など、必要に応じて近隣へ説明しておくとトラブル防止につながります。

特に狭い階段では、足場材を運んでいる最中に住民の方とすれ違うことが難しい場合があります。

工事そのものだけでなく、

周囲の方が普段どおり生活できるよう考えること

も施工会社の仕事です。


「斜面地だからできません」と言われた場合

施工会社によっては、現場条件によって対応できないこともあります。

しかし、一社から断られたからといって、

外壁塗装そのものが不可能とは限りません。

足場業者や施工会社によって対応できる条件が異なる場合があります。

別の施工会社にも現地を見てもらい、

「なぜ難しいのか」

を確認してみるとよいでしょう。

もちろん、安全な足場を設置できないなど、本当に施工が難しいケースもあります。


こんな業者には少し注意

斜面地の外壁塗装では、次のようなケースは契約前に確認することをおすすめします。

現場をほとんど見ずに即見積もりを出す。

裏側の高低差を確認しない。

階段や搬入経路を確認しない。

運搬費について説明がない。

「斜面地なので高いです」だけで内訳を説明しない。

契約後に追加費用が出る可能性を説明しない。

価格が高い・安いだけではなく、

なぜその金額になるのか説明できるか

を見てください。


斜面地の外壁塗装で追加費用を防ぐ3つのポイント

① 現地調査で搬入経路まで見てもらう

外壁だけでなく、

道路→階段→住宅→建物裏側

まで確認してもらいましょう。

② 見積書で運搬費を確認する

階段運搬や小運搬が必要なら、

「見積金額に含まれていますか?」

と確認します。

③ 契約前に追加費用の条件を聞く

「工事が始まってから追加になる可能性はありますか?」

と聞いておきましょう。

追加工事が絶対に発生しないとは言い切れません。

外壁を剥がして初めて分かる劣化などもあるからです。

しかし、斜面地であること自体は現地調査の段階で確認できます。

そのため、運搬条件などはできるだけ契約前に把握しておくことが大切です。


長崎市の斜面地は「普通の家と同じ見積もり方」をしない

長崎市には、行政が「車みち整備事業」を行うほど、階段や狭い道路によって車が入れない斜面住宅地があります。

だからこそ外壁塗装でも、

建坪。

塗装面積。

塗料。

だけを見ればいいわけではありません。

道路から家までの道も、見積もりの一部です。


外装劣化診断士から一言

長崎市で現地調査をしていると、

「こんな場所でも塗装できますか?」

と心配されることがあります。

特に、家まで車が入らず、長い階段を上った先に住宅がある場合です。

でも、最初から諦める必要はありません。

私たちが確認するのは、

「車が入るか、入らないか」だけではありません。

足場材を人力で運べるのか。

どこにトラックを停めるのか。

階段の幅は十分か。

裏側にどれくらい高低差があるのか。

安全な足場を組めるのか。

近隣の方に迷惑をかけず搬入できるのか。

一つずつ確認します。

そして費用が通常より必要になるのであれば、

「斜面地だから高いです」で終わらせず、なぜ必要なのかを説明することが大切だと考えています。


長崎市の斜面地でも、まずは現場を見てもらいましょう

車が入らない。

階段が長い。

道が狭い。

裏側が急斜面。

こうした条件があると、

「外壁塗装を頼むのが申し訳ない」

と思われる方もいるかもしれません。

しかし、長崎ではこうした住宅は決して特殊な存在ではありません。

大切なのは、斜面地であることを前提に施工方法を考えることです。

株式会社みどり建装では、外壁の劣化状態だけでなく、足場・搬入経路・高低差・近隣状況まで確認したうえで、必要な工事をご提案します。

斜面地だからという理由だけで、最初から必要以上に高額な工事を考える必要もありません。

逆に、安くするために安全性や施工品質を落としてもいけません。

「この家なら、どうすれば安全に、無駄なく塗装できるか」

を現場ごとに考えることが重要です。

長崎市の斜面地や、車が家の前まで入らない住宅で外壁塗装をご検討中なら、まずは**「うちの家でも足場を組めますか?」という段階から相談してみてください。

外壁診断士 梶原大雅

みどり建装の対応エリア

  • 長崎市
  • 諌早市
  • 大村市
  • 雲仙市
  • 島原市
  • 南島原市
  • 西彼杵郡長与町
  • 西彼杵郡時津町

みどり建装は長崎の気候や適切な塗料を知り尽くしています。
初めての方や詳しくない方でも大歓迎です。
ぜひお気軽にご相談できる塗装工事会社としてご利用ください。

その他の地域にお住まいの方も、まずはお気軽にご相談ください。

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みどり建装は、過度の訪問や電話勧誘をすることもありません。一度お見積もりを依頼してしまうと、強引に工事まで持っていかれるのではないかと不安な方もいるとは思いますが、そうしたことも当社ではしていませんので、ご安心ください。